テロワールと気候
ヴィーニョ・ヴェルデ地方はポルトガル北西部、ミーニョ川と大西洋の間に位置し、花崗岩の丘と河川の谷からなる緑豊かな景観が広がる。気候は明確な大西洋性で、降水量は豊富(年間1,200~2,000mm)、夏は穏やかで冬は湿潤である。花崗岩質(部分的にシスト質)の土壌は、多量の降水にもかかわらず良好な排水を確保する。地域名の由来となった青々とした植生は、気候の涼しさを物語っている。
主要なブドウ品種
アルヴァリーニョ(スペインではアルバリーニョ)は地域最高の品種であり、モンサン・エ・メルガソのサブリージョンで卓越した複雑さとアロマの豊かさを持つ白ワインを生む。ロウレイロは繊細な花の香りをもたらし、トラジャドゥーラとアヴェッソが伝統的なブレンドを補完する。
ワインスタイル
ヴィーニョ・ヴェルデは伝統的に若く軽やかでフレッシュな白ワインで、しばしば微発泡を帯び、活き活きとした酸味と柑橘類、グリーンフルーツ、花のアロマを持つ。しかし地域はより野心的なワインへと急速に進化している:モンサン・エ・メルガソの樽熟成アルヴァリーニョ、単一区画キュヴェ、ヨーロッパ最高の白ワインに匹敵する熟成型ワインなどである。
注目の生産者
アンセルモ・メンデスはアルヴァリーニョの揺るぎなきマスターで、驚くべき深みの単一区画キュヴェを手がける。ソアリェイロはモンサン・エ・メルガソにおけるアルヴァリーニョの瓶詰めの先駆者。キンタ・ド・アメアルは模範的な純粋さと繊細さのロウレイロを生産する。アフロス・ワインはビオディナミを実践し、特にペティヤン・ナチュレルで印象的な成果を上げている。